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~お茶中平成17年度卒業式に参列して~
1958年卒業のわたしから見れば、もはや孫の世代の卒業生たち。なにやら宇宙人?のような存在にも思えます。しかしなつかしい徽音堂に入場して来賓席に座ると、緊張感につつまれます。在学中はあまりにゆかしく、立派すぎてなじめなかった<みがかずは>をごく自然に皆と大きな声で歌っている自分に気がつきます。時代をこえて受け継がれてきたものを、校歌の中に見たような気持ちです。
男子と女子1名ずつの代表が当時を堂々とのべていきます。ペーパーなしです。女子の代表が、私たち卒業なんかしたくありませんと涙とともに述べるとあちこちで聞こえていたすすり泣きがさらに高まり、私もついにハンカチををとりだしました。二階の父兄席を見上げるともうたくさんのハンカチの花がゆれていました。
卒業とは新たな出発の時であることに改めて感動を覚えました。そして若き後輩たちの未来が実り多い豊かなものであることを確信しつつ徽音堂をあとにしたのでした。
鏡影会副会長 広瀬真佐子(1958年卒、9回生)